コスチューム ジュエリーの価値を高めた女性達1
先ずは忘れてはならない人、 それは ”ココ シャネル”です。ファッションの世界にコーディネートという考えを取り入れた第一人者です。従来のジュエリーは用いている宝石の価値や細工などディテイルにこだわり、服を引き立てたり、着ているその人らしさをより印象的に演出することなどは重要視されていませんでした。また、階級差が一目瞭然のような時代でした。そこでシャネルは石などは本物ではなくとも、デザイン、細工などは本物以上にインパクトのある装身具を手がけるようになりました。このようなシャネルの斬新なアイデアは孤独院で育ったという境遇によって今までのデザイナーとは違った切り口で、ものを作り出す力になりました。
例えば本来は男性の下着として用いられてきたジャージを見事に女性のアウターの素材に使い世間に認めさせたのもシャネルでした。このように彼女の確固たる価値観を打ち出したファッションは当時の上流階級の女性達に受け入れられ、ファッションリーダーとして不動の地位を築きました。
シャネルの登場により1920年代からコスチューム ジュエリーという新しい世界がファッションの歴史の中に加えられることになりました。
9月の京王の工房展にてシャネルの作品をいくつか展示いたします。特にグリポアのガラスを用いた作品は非常にインパクトがあり見応えのある作品だと思います。
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